タンクレストイレがデメリットがあっても絶大な人気を誇る理由!



 

トイレが壊れた!

便器を設置してもう数十年・・・

最新の便器に交換したいと思っても、なんか尻込みしてしまう人って多いと思います。

最近トイレの流行りは何と言ってもタンクレスのトイレが人気です。

でも、トイレのタンクって必要だからついていたんじゃないの?

そういう風に考えて不安に思う人も・・・。

ずっとタンク式のトイレを使っていたのに、いきなりタンクレスのトイレが良いと言われても・・・

 

そこで今回は改めてタンクレスのトイレのデメリットを見つめてみるとともに、なぜ人気なのかまとめてみました!

タンクレストイレのデメリット

まずはタンクレストイレのデメリットについてご紹介していきます。

最新のウォシュレットに交換できない

タンクレストイレのウォシュレットは便器と一体型なので、便座に設置されている従来のウォシュレットに交換することができません。

便座が壊れてウォシュレットを交換という形では修理できないのが難点です。

どうしても買ったメーカーに修理(部品交換)を依頼するしかなく、買い替えるよりも料金も高めについてしまう場合があります。

ですが、そうそうウォシュレットは壊れるものでもありませんし、仮に20年以上使って壊れた場合でもその頃にはトイレ事情も異なっていると思いますし、そのタイミングで最新のトイレにリフォームするのもアリだと思います!

水圧の問題

タンクレストイレはその名の通り、タンクが設置されていないために水道直結で水が流れる仕組みとなっています。

その為、タンクに水をためて一定の水圧を保っていたタンク式とは違い、各家庭で水圧の事情が異なってくる場合があるんですね。

格メーカーごとにタンクレスにする場合は事前調査で水圧を測定することになっていて、最低0.05MPaという水圧基準を満たしていないとタンクレスに変更できないというデメリットも・・・

この事前の水圧調査をしないでタンクレストイレを設置してしまうと、

トイレットペーパーがちゃんと流れないとか、洗浄力が弱いとかそういう問題になってきてしまいます。

タンクレストイレを考えている場合は、かならず事前の水圧の調査は受けた方が良いです。まれにこの水圧調査をしないでタンクレスを勧めてくる工務店もありますが、後々こういった問題に直面して困るより、事前に必ず水圧の調査を受けるようにしたほうがいいでしょう。

コストパフォーマンスが悪い

タンクレストイレはタンク式のトイレに比べて割高という点もあります。

工務店に見積もりを出すと、正直工務店によって価格が違ってくるので何とも言えないですが、やはりタンクレストイレそのものが割高なために価格が高くなる傾向にあります。

さらにタンクがないため、手洗い場をトイレに設置したい場合は自前で設置しなければならず、その手洗い場にコストがかかることもあります。

しかし、大手の工務店だとタンクレストイレに15万~なんて価格をつけているところもありますが、個人工務店だとさらに割安でやってくれるところもあります。

トイレに手洗いカウンターやサイドカウンターをつけるとさらに割高になるかもしれませんが、そこは工務店との交渉次第ですし、タンクレストイレが普及してきて、工務店もどんどんタンクレストイレについてのノウハウが蓄積されてきています。

発売当初より現在(2016年10月)の方が圧倒的に価格も抑えられるようになってきているので、その辺りは工務店に相談してみるといいかもしれません。

 

タンクレストイレが普及してきた理由

上記の様にタンクレストイレがデメリットが多いにもかかわらずなぜこんなにも主流になってきているのか・・・それは・・・

近年トイレ事情というのは、昔と違って価値観が変わってきました。

それはトイレを見ればその家が解るというくらい、トイレをどう使っているかでその家族の本質が解ってくるという考えもあるほど、トイレの存在感は際立ってきています。

トイレって汚れやすいですし、狭い上に掃除もしにくい場所だったため、そのトイレを綺麗に使っているということは、その家庭は掃除が行き届いた綺麗な家という見方をされるわけですね。

そして掃除をするときに圧倒的に邪魔だったのが・・・トイレのタンク・・・だったわけです。

そこで各メーカーはこのタンクを排除した最新のトイレを開発し普及させてきたという背景があります。

掃除のしやすさ、そして連続で水が流せる・・・

そのタンクレストイレの機能が使えるかどうかはその家の事情(水圧とか)によりますが、快適に使える環境であったならタンクレスにしたほうが断然イイです!

タンクレストイレのメリットを並べてみると

トイレの空間を広く使える

まずは断然これですね。

タンクがない分トイレが広く使えます。

掃除がしやすいのは上記でもお話ししましたが、トイレという空間は狭いとストレスが溜まります。

東京都内のマンションなど、タンクがあるために奥行に余裕がなく、扉から便器まで数十センチしかなく、便座に座ると足が扉に付きそう・・・

なんて家もあるくらいです。

そういうトイレって掃除も大変ですよね。トイレの床拭きにしても、バケツをトイレに持ち込めないために、拭いてはトイレから出て雑巾を洗って絞ってまたトイレに・・・

その繰り返しなんて面倒で掃除が嫌になります。

タンクレストイレは抜群のデザイン性

トイレがかっこいいという発想・・・

これまではなかったと思います。

しかし、タンクがなくなってトイレの形に固定概念がなくなってきたのか、タンクレストイレのデザインやシルエットは従来のタンク式トイレを使っていた人から見れば断然かっこいいと感じる人が多いようです。

最近ではかなり普及が進んで進んでいるとは言っても、一般家庭でタンクレストイレを使っているのは新築を建てた家くらいで、まだまだ世間での浸透度は薄いです。

そこにリフォームでタンクレストイレにすると、まず来客が来たときに喜ばれます。

「凄いトイレだね」

そんな評価を貰えるトイレがなんといってもタンクレストイレなんです。

しかも、どんどん機能が向上してきており、センサーがついてトイレが勝手に開いたりする機能や児童で洗浄する機能などもついており、

従来のトイレとは一線を賀す機能がついているのもタンクレストイレの特徴と言えるかもしれません!

来客に喜ばれるトイレ・・・

イイですよね!

トイレの空間自体をリフォーム!

抜群のデザイン性を誇るタンクレストイレ・・・

無骨なタンクが付いてないだけに、そのシルエットもカッコいいと感じるものも多いんですが、そのタンクレストイレに交換する際に、

トイレ自体の空間をリフォームする方も多くいるようです。

これだけ洗礼されたシルエットを誇っているんです。

シックにしたり、

ホテル風にしたり、

もはやトイレっぽくない空間にしてみたり・・・

そういうリフォームが出来るのもタンクレストイレが人気の理由なのかなと思います。

リフォームするにはそれなりに費用もかかりますが、正直一息つきたいというかリラックスする空間にはやはり落ち着いた癒しの様な効果も必要だと思いますし、トイレって汚くて落ち着かないとなんか嫌ですよね。

 

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